人物重視の意味

募集要項を見ていると人物重視と書いてあることがあります。

 

人物重視をそのままの意味で捉えるのであれば、形式的に書類選考はするけど、応募書類だけでは求職者のことはよくわからないので、面接に呼んで判断をするという風に捉えることができます。

 

もしそうであるならば、何社も書類選考に応募して不採用になっている人にとっては挽回ができる可能性があります。

 

でもそのような人が面接を受けても、果たして内定までたどり着けるのかどうかというと疑問な点もあります。

 

というのも、面接では送られてきたもしくは持参した応募書類、特に職務経歴書を見ながら進行していくからです。

 

何社も書類選考で不採用になっている人のような職務経歴書は何をアピールしているのかはっきりしていません。

 

つまり、応募した企業に合った内容の職務経歴書ではない可能性が大きいのです。

 

採用担当者が完璧に作られた職務経歴書に出会うことはめったにないと言われていますが、応募した企業に合った職務経歴書であれば、それなりに面接官とコミュニケーションが取れます。

 

もっと言うと、面接回数が少なく採用決定権のある人と面接をした場合は、その場で採用が決まることもあります。

 

だから、募集要項に人物重視という言葉を見つけても、その言葉に甘えず、しっかりと職務経歴書を作り込むことをおすすめします。